LED基板をカットする
LED基板の予備加工をします。 GT-S620の場合は点灯ドライブ基板は単独ですから加工は楽ですがS630の場合はCCD基板に一体化されたいますので君子危うきに近寄らず。 LED照明基板を加工します。 グランドライン側を切断してここにSWとVRを入れるためです。 ペイントとグリーンの半田レジストを慎重に剥がします。 |
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グランド側を見つけたので安全なところでカットします。 非常に小さい所ですから充分注意して作業します。 僕は老眼で視力が衰えていますので双眼顕微鏡のお世話になりました。 矢印より左側上の横長の矩形がLEDです。 はんだ付け個所は左の銅箔面の中央にスルーホールメッキがありますので強度は充分です。 右側はすぐ脇のコネクターの足に半田付けですからこれも頑丈です。 銅箔面だけに半田付けしますと熱で箔面が剥離する事があります。 |
ここをカットして照度変更用のVR(ボリューム)とキャリブレーション位置のみでの点灯用のマイクロSWを挿入する予定です。
ところでCCD基板はスキャナのスライドガイドを利用するのですがもう片方でちゃんとガイドしないと平行移動しません。 そこでCPUの冷却ファンのジャンクをばらしますとボールベアリングが2個確保できます。 内径3mm、外径8mmです。 これをスライドガイドの対辺に配置して、 1個はCCDベースに固定し、もう片方はバネで押さえます。 このベアリングの間にスキャナで廃物になった表面鏡を使います。 光学平面精度を持った3mmガラスですから精密このうえなしです。 真鍮の後側に伸びるL型アルミ板にCCDとLEDが搭載されます。 非常に滑らかに左右にスライドします。 |
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気が変わった。 ローラー2個じゃ大げさすぎるのでFP452というフジのインスタント証明カメラから取り外した接点部の燐青銅板をバネ板にして接触部分のコーナーはダイヤモンド鑢でバリを取りました。 接点板が2枚ありますがバネ圧は1枚で充分ですが不足なら予備の板で増力出来ます。 仮止めのCCDには傷が付かない様に目隠しをしています。 これでCCDの前後位置はボールベアリング面で確実に決定し、リーフスプリング側はどう擦り減ろうとカメラの向きの変動に関係なくローラー側に抑えているだけの役目です。 |