まさに考古学の世界でした。 アーカイブの中に確かに回路図などが残されていましたがこのでかさでやれる仕事は大したことはありませんね。
ムカシDATELが30MHzだったかの超高速ADCを発表し、それで未だ真っ赤なスラブ表面傷を観測してキズパターン地図を作り上げた事があります。 円いメタルキャンキャンに入ったダイナミックメモリーを数百個並べてシフトレジスターにして・・・ この弁当箱のようなADCを即刻注文したのですが1個六十万円ぐらいしました。 注文した順番は日本では3番目と聞いていたのでしたが半年待たされて製造番号は9番目でした。 どうも東大辺りが先に取り上げたとか? そうしてモノが出来て数カ月後に同じDATELがもモノリシックの超高速ADC、を確か数万円で販売し始めた。
あの頃から世の中の移り変わりが激しくなっていったような気がします。 もう随分遠い昔の話になってしまいました。 |