Patent Etui にロールフイルム・アダプターをくっつけました。
折り畳むとものすごく小さくなる69サイズ乾版カメラですが、ロールフイルムは使えません。
マミヤの69ロールホルダーが出てきましたので、これを加工して撮影できるように加工しました。
0,5mmの真鍮板を切り抜いてマミヤのホルダーに貼り付けただけですがガタも一切ありません。
焦点面は7mmほど後退しましたので、これに合わせて前面ロック位置に新たにロック金具を付けました。
本体と接合するために1,8mmのタップを2個立てました。
出来上がりはなんともおかしな形で、まるでカタツムリがカメラにおんぶされたような姿です。
『醜怪』としか言い様がありませんが、引き抜けば元通りコンパクトなエツイさんです。

試験撮影では何駒か光線漏れがありました。
ホルダーとボデーの間のテレンプの毛足が短かったようですがとりあえず。

レール最前面に1mm真鍮板で作ったラッチ金具が2本の1,8mmネジで止まっています。


逆S型のマミヤのr-るホルダーを背負っています。ホルダーの方が大きい。
カメラがいかにコンパクトかわかります。



∞の試験、前玉回転のラジオナーは無限大は絞ってもあまり明快ではありません。f:16 1/125 ネガフイルムからスキャン

絞り開放(f:4.5 1/25)すこしピントを外したようです。もう少しバックしなければなりません。 左はキャビネにプリント(温黒調)から、右はフイルムからスキャン。


行きつけのラボで、左端が店主、お客さんです。f:11 1/125 左にわずか光線漏れあり。 キャビネプリントからスキャン


次男です。f:16 1/100 光線漏れがありました。左側、縦です。ホルダーとボデー間のテレンプが薄かったようです。キャビネプリントからスキャン


暗室です。f:4,5 1/5 これも光線漏れがあります。ネガフイルムからスキャン