いたずらカメラの試作
                                                 2004/06/10

今日は6月10日、時の記念日でもあり、また私のハンドルネーム610の日でもあります。
610と云うのは単に私の名字が「武藤」>ムトウ>610なだけです。

さて、ある方から「ホルガ」のようなへんな写りをするカメラを35mmカメラで再現出来ないかとのことで
コロがっているガラクタを切ったり繋いだりして見ました。

廃品を利用した単なるお遊びですからめくじらを立てずにご覧頂ければありがたいです。


単速ギロチンシャッターながら絞りが3段、周りが暗くなると赤いランプが点灯してフラッシュのSWを
入れてくださいと警告を発するストロボ付きカメラ、
45Camera Basic と云うカメラがいつの頃からかガラクタ箱の中で時々顔を出していました。
当然フイルムを詰められた事など無いような使いすてカメラの兄弟分みたいなカメラです。
焦点は固定、シャッターも固定、絞りはASA感度切り替えで大小2段と、ストロボ(内蔵)動作時の開放の
3段階です。
ストロボは警告ランプを見て手動でいれる事になっています。

話しが横道にそれますが使いすてカメラはいけませんね、もったいないです。

そうは言うものの、自分は折角世に生まれたカメラのメンタマ(なんと2枚玉)をくりぬく事を始めています。

先ずは35mmポジの鑑賞ルーペ(ラボでおまけにくれる奴だと思います)のレンズをシャッターの前後に
RR風に配置して見ましたが・・・収差が大きすぎて中心しか見えません。

これが、虫眼鏡2個カメラですね。


今度はコニカC35のレンズの頂点に1.4mmの錐穴を開けて見ました。
焦点距離が短すぎてシャッターと干渉しますのでシャッターの裏側ボデー内にファインダーの
プラスチック製対物レンズを挿入しました。


ファインダーレンズの精度が悪いのとレンズ中心の錐穴がこのようなソフトフォーカス効果を・・・
天気のいい時に逆光で撮ると面白いかもしれません・・・が、×


後ろのレンズを少しまとも?にしようとガラスのファインダー対物マイナスレンズ(奥に見える四角い奴)
と手前の変形したレンズ(これは双眼鏡のレンズの一部だろうとおもいます)
ガラスをここまで摺るのは結構大変ですが、其処は道楽。
適当な場所にエポキシで接着しました。


対物レンズ側にはヘリコイドを接着して、組み立て時の微調整を可能にしました。
最後に良いピントが来た時点で固定します。
ここで苦労したのがシャッターにBが無いのでギロチンをこじり開けて両面テープの屑を
隙間に詰め込んで瞳孔を開いてやるのです。
最後にまたレンズを取り払って元の位置に戻さねばなりません、これは厄介でした。


これも別のコニカC35のレンズです、ビファインドシャッターなのでこんなときには工作が楽です。

実は、ボデー内のいんちき凹レンズで相当おかしな写りになるはずだったのが裏切られて・・・
非常にまともな写りであったのがショックでした。

仕方なく今度は前玉の後ろに箪笥の隅から盗んできたストッキングに穴を開けて挿入。
肌色でしたのでマジックインキで黒く塗っています。
なんとなく網目の汚い物がレンズの中に見えますでしょうか?


これは許可をもらっていないので小さく。


庭の花-1


玄関の釣鉢


散水栓の周り。


柏葉アジサイ。

ボデー内の凹レンズのおかげでかなりコマ収差が出たのですがストッキングのメッシュで
誤魔化されていますのでさほど感じません、初期目的からすると良いのだか悪いのだか?

散水栓の周りの周辺とか1枚目の左側の竹の歪みが大きいですね。