2013/02/02
知合いの方が上記の写真機を手放されるとお聞きした。
これまで一度も縁のなかったカメラですのでその前にちょっと触らせて頂きたいと厚顔にもお願いしてしまったのです。
送られてきたのはマガジン交換式の高級型でその操作等から判断すると多分Ⅱ型と推測します。
操作手順は非常に複雑ですが判ってみると夫々に理由があると思います。
オーナー様は貸出でも良いが気に入って使ってくれるのであれば手放してよい、
無償でも良いがお互い気まずくならないで済むように破格の値段で金銭取引という形にしようとの御厚意です。
これは55ｍｍ-ｆ：3.5の広角レンズを装着しています。
標準は85ｍｍ ｆ：2.8
久しぶりの良い天気に恵まれたので試写をしてみました。
フィルムは1999-3期限と、14年前に期限が切れてそこいらに何年も転がっていたVELVIA50
フィルムが超年代物で、これを自家現像してみるのでフィルム通過テストのような気持ちです。
絞りはなるべく開放、超接近と∞。
冬に咲いたポピー VELVIA50（1999-03をISO12に見立てて） KOWA55ｍｍ ｆ：3.5開放 1/500）
１ PAPITOR標準濃度 38℃ 4.5min
2 CNL-N1R（A25ｃｃ:B25ｃｃ）＝50cc+リン酸三Na・12ｗ-16ｇｒ+NaOH-2.6ｇｒ CD3-2ｇｒ 38℃ 7min
3 漂白36℃ 5min
4 定着36℃ 5min
現像のお師匠様から手ほどきを受けたものに勝手に少し匙加減をしております。
スキャナーはEPSON GT-X900 退色補正をかけています。
フォトショップでレベル調整をしました。
レベル補正と少し色補正をかけています。
多分20年ほど前に作られたフィルムで、我が家ではここ数年間冷房もない部屋でほったらかしでした。
これは標準レンズ 85ｍｍｆ：2.8の開放 1/500
さきほど鉢植えのこの大根は収穫しましたが直径9ｃｍでした。
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END