ASAHI AUTO 110


                                                                2004/09/16


 知人からアサヒ・オート・ワンテンを2台と付属品を沢山いただきました。
1台はかなりな腐食が電池室からボディのなかに進入していましたがもう一台は電池室の腐食を取り除いたら動き始めました。
 レンズは表面のカビを取ったらきれいになってしまいました。

さて、フイルムはまだ販売されているかどうか心配しながらヨドバシに行ってみますとありました。
フジのASA100とコダックのASA400がありましたので迷わずコダックを購入しました。

 とりあえず、20〜40mmのズームレンズを装着してストロボのテストも数枚。

ところで、このフイルムの現像をお店に持っていくのがなんとなく億劫で、そういえば別の知人から暗室道具1式を
「亡くなった父の持ち物でした」と、頂いたものの中にLPLのネガカラー現像キットがあったのを思い出しました。
お父さんがなくなられてから、確か10年はたっていたなぁ。
外箱には未開封で保存寿命は1年と書いてあります。
どうせたいした写りでもないだろうし、現像液もそのまま捨てるのは失礼かと思いましたので使ってみました。

 現像処理は、発色、漂白、定着の3段処理です。

さて現像の結果はマゼンタ・イエロー系がまったく駄目。 漂白も不完全でしたが、かなりな補正で何とか見れる
ところまで修正しました。
ただし、アンシャープマスクは使っていません。
14×19mmのフレームからここまで伸ばせるとは思いもかけないことでした。



あまり小さいのでワインダーグリップがあったほうが掴み易いですね。
今回はワインダーなしで使ってみました。
ズームレンズはさすがにでかいです、ボディをしのぐ大きさです。
このカメラはシャッター・絞りをボディにおく事によって完成されていますのでTTLを効かせるためにすべてのレンズの開放
口径がf:2,8に統一されています。
これはすばらしい発想ですね。


近所に100円ショップが開店しました。
夕方、明るい曇り空。


松本清張の「点と線」で使われたJR鹿児島線、香椎駅


福岡市内 キャナルシティの夕暮れ。


中州歓楽街にこれから出勤する外国人女性でしょう。


大衆酒場「天狗」のウエイトレス。
カメラを向けると ハイ、ピース。


代金を支払って「ありがとうございましたー」で・・・パチリ。

END

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