少し古いカメラ主に中判、大判


PRINTEX プレス・カメラ

1946 Pasadena CALIFORNIA USA

全金属プレスカメラでラックピニオンで固定レンズを繰り出します、
無愛想な目盛りがつまみの横に直読で付いています
カラートの距離計連動です。必要以外のものをすべて省いたシンプルなスタイルで愛嬌がありません。
レンズはこの機体には ウォーレンサック 101mm f/4.5 RAPTAR が付いています。
ラプターはトリプレット・タイプと思われます、もう1段上位の OPTARが4枚構成と思います。
当時の、グラフレックス社のレンズ構成等とあわせて製作していたようです。
シャッターはAlphax(ウォーレンサック製・T・B ・1/10〜1/200)
ファインダーは逆ガリレオタイプでパララックス補正の為下方にかしぎますが目盛り等はありません。
フイルムは2×3でバックにピントグラスがあります。
重量は無骨な割りに軽く感じます。1.15Kgです。
ひょっとしたら堅牢ではあっても雨風に弱いグラフレックスの代わり天候の悪いときは出番があったのでしょうか?
ぶっきらぼうなカメラですが、操作はご覧のとおりとても簡便で軽快です。


2

マーシャル・プレス
1966 日本
マーシャルプレスはマミヤの社長であった間宮精一氏がマミヤとは別会社を設立して製造発売されました。
製造台数600台程度といわれています。
120フイルム 6×8サイズのカメラですが内部を見るとシートフイルムも使えるよう準備されていたようです。
実際には1枚撮りの装置は販売されなかったようです。
レンズはニッコールQ105mm f/3.5ですがコンバージョンレンズが用意されていましたので
135mm f/4.7と 150mm f/5.6 に簡単に切り替わります。
ニコンのレンズを供給されたのはその頃マミヤとニコンの提携関係を示していて興味深い物があります。
鬼才間宮氏の面目躍如、ファインダーは3焦点とも一眼ズームでレンズの繰り出しで自動的に距離連動しながら
パララックス補正まで実現していますが相当な大型です。重量は見た目ほどではありません。



トプコン ホースマン 970

詳しい事は調査中です

2・3シートフイルム、120ロールホルダーによる6・9サイズに加えて右の写真の左奥のアタチメントを使うと
4×5が使えるシステムカメラでバックあおりも付いています。
2×3あるいは120の時には距離計連動も出来ます。
手本となったと思われるリンホフスーパーテヒニカ6・9よりも格段に操作性能は高いと思います。


LINHOF SUPER TECHNIKA W 69
West-Germany


詳細は調査中です。