心眼写真機

実はファインダーがまだ付いていない、あるいはこれからもズーッとファインダーの付かない改造写真機なのです。
本体は土佐のお医者さまで本業よりも写真の方がお好きなような(T)さまから拝領したオリンパス顕微鏡カメラと思しき物体。
貴重なものなのでしょうが、市井のわれわれ雑魚には如何し様もありません。
思い切って改造を試みる事に決心しましたが、シャッターは1/50が最高なのでこれも取り去って・・・
イタリア製、ダースト(Durst)社のAUTOMATICAという35mmカメラに付いていたRadionar 1:2.8/45mm
Schneider-Kreuznach が出てきましたのでこれを使うことにしました。

ファインダーが無いから心眼で撮ろうというバカバカしい試みですが、ファインダーを覗くという相手に照準をつける操作が無いと意外といい写真が撮れるかもしれないというはかない望みもあるわけです。
また、45mmのレンズの写角を体が記憶しているかどうかのテストにもなります。


なにやら複雑な装置がくっついていますが、もらってしまえばこちらの物。
早速まな板の上に上げましょう。

 結局ボデーだけの採用で、ほかの貴重な部品はまたしまいこみます。


加工中のラジオナー シャッターチャージが後方内蔵式だったので真鍮で大きく目立つように作成。


とりあえず撮影の出来る状態になった本体。


大きさの比較、ライカVF と並べましたが相当小さいですね。


午前11時の太陽の下で、このとき画面の上方に光線洩れ発見。
 原因はすぐに思い当たりましたので早速対策をして、午後から市内に試写に出かけました。


これも午前中の光線洩れですがマーキングのある1m(3,4フイート)より再接近までのヘリコイドの遊びで何処まで近寄れるかと。
50cmまで近寄ってもちゃんと写ります。


ノーファインダーであわてて撮影するとこんなに傾く事もありますね。


キャナルシティでも山笠の製作が追い込み中です。


山笠の全体像です。


蒸し暑いので水辺の子供は気持ちよさそうですね。


少し距離設定を間違えたか? またもう少し下を狙うべきだったか?


これはエスカレーターで目線で1mと設定したのですが腰のところに構えたので1m20cm程度になったか?
失敗ですが御参考までに。開放2.8-1/30です。


もう少し左を狙えば良かったか?


旅行者の一団を発見? マネキンですね。



ははあ 木に引っかかった洗濯物を眺めていらっしゃるようですね。


お客さま それはいったいなんなのでしょうか?
怪訝そうに覗きこまれました。
COMME CA STORE (コムサストア キャナルシティ博多店)INFORMATION BOY(ガールですぞ)Y-I さま。
おせわになりました。
Y-Iさま、これだと写真焼付けできそうです、よろしかったらメールください。後日お送りいたします。
610BBSに書き込んでもらってもいいですよ。


おまけです、これから先の写真は、保険のつもりで持っていったコンタックス・プラナー85mm f:1.4の映像です。

これはプラナー85mm


おっ、はしたない。
カメラとの間にガラスがあります。


全体見ていただければ御納得が行くかと・・・