OPTIKA(RITTREC)のファインダーフード着せ替え。
2004/08/05
リトレックの輸出用はオプティカと云う名前だったそうです。
このリトレックの試作機はレンブラントと云う名前で、私が中学高校時代に住んでいた熊本のすぐ近所で作られていたと聞きます。
現物は下記の久永光機さんに1台のこっています。
(6台ほど出来ていたようですが熊本の大水害で水没したようです。)
製作者は安武さんと久永さん、安武さんはその後上京して最終的にウイスタからリトレックを世に出しました。
久永さんは熊本でカメラの修理業を営まれ、現在は息子さんが店(久永光機)をついでいらっしゃいます。
さて、四国の然るお方からご厚意で拝領しましたがウエストレベルのファインダーフードが欠品していました。
暫くはMDの携帯用ケースを加工したフードで我慢していましたがあまり使い勝手と云うか見た目が貧弱で気に入りませんでした。
ところが最近、マミヤRBのファインダーフード1式をこれまた関西の先輩から御下賜。
袴の部分を削り取って少し工作をしたらオリジナルよりも使い勝手のいいカメラに変身しました。
最初、100円ショップで買ったMDケースを使いました。
黒く塗って正面から見るとなかなかの格好ではあります。
ゴム引きの暗袋クロスで周りを囲いピントルーペも仕込んではいますが。
ダサい、華奢、面倒、あまり使い勝手のいい物ではありません。
さて、ここにマミヤのフードが割り込んできました。
マミヤRB67のフード。
これはしっかりしています、OPTIKAの銘版を外して前側の挿入ロック用の真鍮板をネジ止めしているところ。
両脇に2mmほど折り曲げた部分でフードを挿入固定します。
あとですっぽりと銘版の中に隠れてしまいます。
ピントグラスがかなり深い場所にあるため、ルーペのレンズは使えません。
有り合わせの凸レンズの中から丁度良い物を探し、外形を4mmほどグラインダーですり落として
うまくはめ込む事が出来ました。
前にスライドして挿入、後方左右2箇所でネジ止めです、メインテナンスには一旦ネジを2箇所外す
必要はありますが、先ずはずす事も少ないでしょうからこれで良しとします。
さてマミヤのマークは取り外して皮も交換すると,、もうマミヤノフードと合体したとは誰も気がつかないでしょう。
END
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