西洋蒔絵漆地寫眞鏡函
2005年1月1日
かなり以前、グラフレックス社のSuper Graflex Dの残骸を入手しました。
外装の皮はすでにボロボロで触るのも汚らわしい状態でしたので、
思い切って皮をはがしてしまうと中の材料はチーク材を使った豪華な仕様なのです。
これを磨き上げ、金具はバフ掛けをして全体を透明な漆で塗って仕上げました。
しばらく遊んだあとお世話になった写真家様に何かのお礼として進呈しました。
が・・・
それも忘れてしまって1年ほど経過した最近のこと、
なんとこの木目漆に油彩の見事な絵を書き込んだ状態で里帰りしてきました。
藝術家 水野友紀 画伯が1年がかりで筆を振るわれたと漏れ承りました。
このカメラ、しばらく静養してシャッターの整備が済みましたらまた上京します。
正面から
後方から
正面
上面
左側面
右側面
底面。
そういえばこの写真、トロピカルに仕上げてすぐにアマリリスの花の中の青蛙を試写したものです。
ボクですとこの程度の写真までしか写せません。
このカメラで何か素晴らしい写真を写して欲しいものですね。
END
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