ダンボールカメラを作れとの指令
2018,01,29
ある工作好きな人が集まったカメラクラブに顔を突っ込んでいます。
其処で、9日前に100円ショップで買えるレベルの素材とゴミを使って35mmカメラを作れとの大号令。
レンズも100円以下だと虫メガネ・・・だったらピンホールカメラにしようか。
30μのステンレスシートがあったはずだが見当たらない。
発泡酒の空き缶を400番ー1000番ー3000番の砥石で摺って行って30μにしようと思ったが
40μまで摺ると破れてしまうので40μでがまん。
0.2oのドリルが無くなっているので0.3oで我慢しよう。
長尺フィルムの空き缶を使ってもいいかと管理人さんに聞いたら「OK」が出ましたがちょっと小さすぎた。
丸いもの繋がりでジャンクCDを使おう、直径120mmぐらいか。
製作イメージはこれ。
これだと24×105mm程度、120度パノラマカメラにならないか。
ダンボールなら買いに行かねばならぬ、額装用マットシートの切り残しが無料で有って硬度も十分。
100円ショップの円形切断コンパスをボール盤に付けて切り出す。
下に敷いた紙もマットシートの残材。
その上で工作開始、図面は下に書いたものだけ!
発泡酒を飲んで空き缶を作る、砥石の上で指を使い100μのアルミ箔を40μまで削って0.3mmの円形の穴を開ける。
あとは菓子の入っていたブリキ缶の切れ端などを使用する。
模型用と思われる歯数60ーモジュール0.5の歯車の刃を3つに2つ捨てていく。
20歯の歯車が完成してコマ送りをする。20歯だと1回転で95mm程フイルムを送れるかな?
合わせ目の光線漏れが非常に気になりますがあの手この手でごまかす。
左は当たり前のパトローネ、巻取り側は軸の方向を逆転にして軸心に掛け時計のゼンマイから取り出したと思う発条のスチールを
焼いて整形してフィルムを差し込めばワンタッチキャッチする方式にする。
不要なCDで真っ黒いのがあったのでそのまま活用。巻取り摘みは昔商売していた頃の残材。
表側から見る。
真ん中のベロはシャッター、いま開いているところ。
なんか測量機みたい。
巻上カウンターは左回りでいま1カウント目の撮影が終わったら摘みを左回しで巻いていくとカウントが一回転して
先ほどの「1」を通過して「2」になると一齣送り完了。
ACROSの古い長尺を使ったらカビだらけでした。
END
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