ELICA BRILLANT
2009 07 11

66フォーマットで55mmf:4.5のレンズを搭載した目測機です。
フィルムのマガジンはロシア製サリュートのホルダー、レンズはACASIA-1で
マミヤU眼レフの55mmtレンズを使って製作した残りのレンズにコパルのプレスシャッターを組み合わせました。

そういえばこのレンズ、写真家の
「え」さまの預かり物をネコババしたことになるのかな?
使えるほうを使ってくれとのお話でしたのでU眼レフの使わなかったほうを勝手に使用しております。

レンズの前玉に打ち傷がありますのでその部分blackペイントで目隠ししています。

最初ウエストレベルの2重像合致式RF形式を考えてみましたが差障りや難問が続出で断念。
そこで何に使われていたのか分からない25mm角ぐらいの反射ファインダーのジャンクが目についた次第。
これでフォクトレンダーのブリラントみたいなファインダの目測機にしよう。

折角だからeyeレベルファインダーもつけよう。

反射ファインダーは少しマイナス気味なので視度補正をつけて拡大して等倍ファインダーに近付けたい。


完成(この後ストラップ金具装着)



前面プレートにレンズブロック、ファインダー縦横二式組み付け
視度補正機構だけは本体側に組み付け。
メインテナンス性能は抜群によろしいと自画自賛。



視度補正は-4〜+2まで連続可変。
この部分は
「YASU様」から頂いた医用カメラのパーツを取り出しました。



フィルムカウンターの蓋は取り外していますが光線漏れは出ません。
アイレベル(直視)ファインダーはおまけのようなものでマガジンが手前にあるので見難いです。
上部アクセサリーシューに独立ファインダーを付けるといいですが
この機体の特徴は明るい大型ファインダーですからアイレベルはおまけのままでいいでしょう。



左側面。



ウエストレベル、ファインダーを体験しませんか?
倍率は0.9程度ですがすごく明るいです。
ついでに、左右逆像なのですがドアの逆文字が正文字に見えます、。



正面、左下側がアングルファインダー窓、
上の窓が直視ファインダーの窓。



レンズの下側の白く見える打ち傷、
このままでは乱反射しますので黒いラッカーペイントで塗って目隠し。


仕様
レンズ SECOOR 1:4.45 f=55mm
画角56×56mm
シャッター COPAL PRESS No0 B-1-1-2-4-8-15-30-60-125
絞りf:4.5〜32
重量1.150Gr



 
試写 1
フィルム=T400CN
(C-41自家現像処理・消費期限1999/12)
10年経過なのでASA200として露光)



試写 2

END

TOPへ戻る