下関市 茶山 関西本町辺り。
2007・5月・7日撮影
昨年末、私の仕事上の友人をなくしました。
僕は電気設計、彼は機械設計と手分けし、二人で凄い装置を完成させて喜び合った親友でしたが
脳腫瘍の手術の経過が悪く治療の甲斐もなく数年間の入院療養の末に力尽きました。
失明後度々の発作に苦しみながらも家族や廻りの人たちにいつも希望を持たせ、
僕ともまた仕事をしたいなぁと微笑んで逆に励まされて手を握り合った力強い友でした。
彼の住いは下関市、打ち合わせ製作作業は福岡市の僕の家でしたから片道100キロほどを
平気な顔をして通っていて呉れていたのですね。申し訳ないことでした。
5月連休が終わった7日に北九州市に行く用事があり、ふと思いつきで足を伸ばして見たくなりました。
彼の住いは下関駅の向かいっ方の岡の頂上付近だと聞いてはいましたが
住所などは突然の思い付きですのでメモもなく、仕事の合間の雑談で
隣がお寺さんだと言っていた断片的な雑談の記憶をたどりながら
まぁ、見つかるかもしれないなと昔を懐かしみながら暢気な気持ちで散策してまいりました。
ここは戦前から、近くに茶山通りという繁華街があり栄えたところのようで平坦なところはほとんどありません。
大昔は茶畑があったところかな?
その茶山通りも最盛期には60軒ほどの商店街だったそうですが、大型店舗の進出、
大型店舗規制の解除などの手痛い打撃を受けていまはかろうじて10数軒が残っているそうです。
1 坂道の始まり。
2 廃屋
3 平坦なところはない。
4 煙突
5 表に回る
6 やはり風呂屋
7 少し下る道
8 一旦目的の町内から外れる
9 またも坂道を登る。
10 関西本町が目的地。
11 右の建物は昭和初年の建物でお菓子屋さんだったそうな。
電報-電話の看板があるので郵便局かと思った。
12 反対側から
11 元お菓子屋さんの前の小さな公園にいたワンコ
12 車は通れるかのなぁ。
13 床屋
14 ヤクルト?
15 人にはほとんど出会いません
16 カメラの最短撮影距離60cmより近いのですが下がれない、猫も警戒警報。
17 猫5匹?
18 野良は走る、飛ぶ。
19 飼い猫はじゃれる。
20 ほとんど頂上にたどり着く。
21 目的の友人宅
22 友人宅前から見下ろす下関市街
23 この階段を登り詰めて左側に彼の住い。
24 下りの道に迷い案内を乞う
25 古めかしくも整然と
26 茶山通りの始点、後ろはJRの高架線。
END
HOME