崎津天主堂と金毘羅宮
2009/11/4
天草最大最先端の下島、その最西端辺りに数百年も隠れキリシタンとなって信仰を続けた人々の地区の教会があります。
現在の崎津天主堂は近くの大江天主堂とともに
長崎の鉄川与助の設計・施工によるゴシック様式の建物で、1935年(昭和10年<9年とも>)に竣工
内部は撮影禁止なので写真でお伝えできませんが畳敷きで折り畳みいすが置いてあります。
この「鉄川与助さん」という方は終生教会を建て続けられた方ですがご自身は生涯仏教徒だったそうです。
この天主堂を元庄屋の庭先で踏み絵をさせていたところに祭壇を配置して建てたの明治の弾圧解除後
それを改築、オーグスチン・ハルブ神父が施主、大工は鉄川与助さん。
ハルブ神父さんは教会のすぐ近くの金毘羅宮の参道脇に埋葬されています。
2009年5月末の写真 チャペルの鐘展望公園から 2009年11月4日
チャペルの鐘展望公園は金毘羅宮の裏山を登りつめた頂きにありすぐ横は元々金毘羅宮の上宮。
金毘羅宮の参道脇にはお地蔵さまとハルブ神父のお墓。
金毘羅宮の二の鳥居と崎津天主堂。
小鳥を狙っていたらしいクロネコ、魚は食べ飽きたか・・・
2の鳥居の前に鎮座まします狛犬さんは大正14年から天主堂の尖塔ができる時もズーッと見物していたのですね。
ここでは神様も仏様もキリスト様もみ〜んな仲良く一緒に時をお過ごしおわします。
END
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