公園の友人達


大濠公園にはさまざまな生き物と人物に出会えます。
すぐ横の福岡市美術館で年に一度の写真グループ展を開催していますので今日は受付当番。

早く到着したので少しパラパラと時折降る雨の中、公園の売店に立ち寄って見ました。


あ!売店のオジサン「コンニチハー」
「おぅ いつかのオジサンか相変わらず写真家をやってるのかい?」
写真家じゃないってばよ〜
「3日前に来たら面白かったぜ、一羽のとんびを150匹ほどのカラスが追い詰めて最後には排水溝の中に追い詰めたよ」
????
「血だらけのとんびに水と餌をやって何とか飛べるようにしたので空に返したらまたからすが襲い掛かるのよ」
で・・・
「ジョギングをしている人が追い払ったけどカラスはバカだから真上に飛び上がって松ノ木にぶつかって落ちる奴もいてね」
ホホウ
「そのあとで今度はとんびが200羽集結してカラスを襲撃したのでカラスは逃げたけどね」
うん、うん
「要するにカラスはたまに肉を食いたくなるのじゃないだろうか?食習慣がそうさせるのよ、きっと」
へ〜〜
「そういえば写真家のおじさんが以前写真を撮ってくれた時もからすがとんびと対決していたよな、アレから今度で三度目さ」
ありゃー、よく覚えていますね、アレは2年前だったか?

「俺の写真はいいからこのおじさんの年輪を撮れよ、職人は顔と手つきが素晴らしいね」
とビールをグイッと飲んでいるおじさんに声をかける


オジサン1枚お願いしますね〜
「おぅ、撮ってもらうとこの写真家はちゃんと写真を焼いて持ってきてくれるぜ」(最初のオジサンの応援歌)


うん、少し打解けると、なかなかいいお顔じゃございませんか。
いよっ、大統領。手元が細やかですね。


今度は公衆トイレの裏側の公園管理事務所の人が見えたので「コンニチハー」
ところがどっこいひと悶着がありまして・・・写そうとすると
「待てっ」??事務所に閉じこもって1分後に
ハイッ、ちゃんと制服を着て腕章までつけた正装でお出ましいただきました。
まさに武人のたしなみですね、そういえばそれまではセーター姿でしたね〜失礼しました。


そのまた奥のうっそうと樹の茂ったところに人家を発見。
これまた「コンニチハー・写真を撮らせていただけませんかぁ?」


あ!!オジサン、直立不動でなくてもいいのでどうぞお仕事を続けてくださいませ。汗


自転車の手入れをしていますね、空き缶を沢山積むのだから、道具がもう少し良かったらいいのにねぇ。
今度ドライバーやペンチを持って来ようね。


もう1個載せて前にも積むと25kgぐらいになるかなぁ、たいした金にはならないけどね。ですって。


写真家さん、あんたの写真機はコンタックスかぁ、AXだっけ?よく写るだろうな?
写ったら写真持ってきてくれるの?楽しみにしているよ。


寒い冬が早く通り過ぎるといいですね。


END

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