コンゴー90mm-f=4.5とPENTAC4・1/4 f=2.9(Dallmayer LONDON)
2004/08/09
リトレックにコンゴー90mmが付きましたのでついでに1930年代に発表された、当時明るさを競い合ったダルメイヤーの
ペンタックf:2.9レンズとを1本のフイルムで撮り比べて見ました。
コンゴーではさほど感じませんでしたがペンタックの方は絞りで明らかに焦点移動が発生します。
しかし、それ以外はレンズを開いたときのピントの甘さがすこしある程度で既に70年ほど前に
かなり性能の良い明るいレンズが実用化されていたと言うことがわかります。
ファインダーがRB用の遮光確実なフード付きに改造したために、絞り込んでのピント合わせも不自由は感じませんでした。
先ずはコンゴー
いずれの写真もフイルムから自動露光補正で取りこみ、レベル補正をしただけでコントラストやアンシャープマスク補正などは一切していません。
1 コンゴー 開放
2 これもコンゴー開放
ここからはペンタック
3 これはペンタック f:4〜4,5程度
すこしソフトな感じでコンゴーほどの解像はしていません。
4 これはペンタックf:5,6
5,6まで絞り込むとコンゴーの4,5相当に引き締まるようです。
5 これはペンタックf:16(f:16が最小絞りです)。
左側の白いのは引き蓋の隙間からの光線漏れ発生です。
END