九州国立博物館完成
バルナックライカIIIFに田中光学のTANAR50mm f:2.8 フィルムはラッキー100
車で20分程離れた大宰府に国立博物館が完成しました。
まだ特別記念展覧会が開催されていますが昨日は雨模様の平日、観客も少なかろうと開館時間9:30分を10分ほど遅れて
現地に到着しましたらなんと駐車場は既に90%塞がっていてバスで乗りつけた学生や社会人で大盛況でした。
毎年訪問する東京国立博物館に比べればこじんまりとしていますがついに九州に国立博物館が完成したことは喜びに耐えません。
これからじっくりと見に行く為の第1回目の偵察として軽い気持ちで覗いてきました。
カメラはどうせ写す物もなかろうと其処にフィルムを詰めてほったらかしていたIIIFに
ラッキーASA100とタナー50mmf:2.8という完全ミスマッチの取り合わせです。
このタナー50mmは1,5フィートまで近接撮影が出来ますが当然1m以下は距離計が動作しませんので
1m以下は物差しで計って撮影することになります。
f:4 1/60
雨に濡れた木製デッキのある庭園
なんとこの博物館は特別なものを除いては極力触ったり写真を撮ったり(ストロボは禁止)という
夢をかなえさせようとしてくれています(それほどたいしたものはない事の裏返し、とは言わないでね)。
今度からは高感度フィルムと85mm f:1.4 で攻めるぞ。
とりあえずタナーの開放f:2.8 シャッターは全て1/10です。
この屏風は加藤清正が朝鮮へ侵攻して、砦を朝鮮側の連合軍に完全に包囲された時の様子を描いたもので
騎馬1頭から人の表情まで恐ろしく精緻に描かれています。
上部の部分拡大
偏壺
ガラス越しなのと1m以内にピントを合わせられないので横画面で写して
縦トリミングですからハーフサイズです。
END
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