梅林天満宮(バイリンテンマングウ)
2011/2/6
熊本県玉名市津留499
菅原道真公を祭ってあるお社は全国に12000もあるんだそうです。
最初に祭られたのはご存知「大宰府天満宮」延喜19年(919年)竣工
さてそのあと最初に分社されたのがこの梅林天満宮で遺骨も分骨されたのだそうです。
建立されたのは承平6年(936年)だそうですから20数年後の事ですが1500年代に火事で消失し
元の場所から少し移転して現存の社は江戸後期に再建。
場所は大宰府天満宮から6-70km南下した上記の場所ですがまさに田圃のど真ん中、何故このようなところに?
田圃の中に埋没しているかのような参道から楼門を見る。
拝殿から楼門を振り返ってみる
参道の入り口辺りを九州新幹線がよぎっています。
この狛犬は昭和12年製、石工の名前などはありませんが少し北の大牟田櫟野、教楽来の石工の仕事ですね。
阿吽ともに愛嬌を振りまいているようです。
楼門の正面側、一石造の大きな仁王さま
カメラは私の目線ですから身長は3m位もあるのでしょうか。
実に大きなおおらかでユーモラス。
仁王さまの後側、拝殿側の塑像の狛犬。
菖蒲棟を力神像で支える、蛍光灯の外灯が無神経。
拝殿に向いた方の力神像は良く拝見できます。
拝殿−神殿は個人的な感覚として、特徴的な楼門と比較して魅力に欠けるのと
周辺には彩色された百人一首がずらりと取り巻いています。
拝殿の中に天女か官女の様な絵馬があって目を惹きました。
菅原道真公とくれば牛が付き物。
玉名郡玉東町木葉の素焼きの「木の葉猿像」は郷土玩具として歴史があります、
ここでは石の「見猿」だけが形を残していました。
END
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