熊本県人吉 青井阿蘇神社の狛犬
2010/02/21
人吉市上青井118
概要を青井阿蘇神社のHPから借用いたします。
北側から南に本殿、廊、幣殿、拝殿、楼門、五棟一連の御社殿は、
相良20代長毎(ながつね)が江戸時代はじめの慶長15年(1609年)から
18年の4ヵ年にわたり造営したものです。
本殿はじめ一連の御社殿がすべて同時期のものであるということは
全国的に見ても大変貴重なもので、
平成20年6月9日に九州内では55年ぶり、県内では初となる国宝に指定されました。
楼門 - 慶長18年(1613年)建立 - 三間一戸楼門、寄棟造、茅葺
楼門のなかに衛門の冠の先端が見えます。
狛犬も衛門も阿吽形。
阿の上顎は欠損、楼門の完成が1613年、狛犬も同齢でしょう。
1
楼門を潜り、蹲の脇の昭和10年生の若い狛犬
に
まさに真円の玉、すぐに取り出せそう。
誰でも引っ張ったりまわしたりするのでますます真円になるのは石工の企みか
本殿脇の境内社、青井大神宮社の狛犬
昭和30年に移築された折に動かされたようで台座は平成11年に新規製作され製造年は不明となっています。
心が和むような良いお顔。
左奥は楼門、次が拝殿、犬の頭の辺りが幣殿。
尻尾の形と鬣が美しい。
左の写真は下に微かに賽銭箱の格子が写りこみ、
拝殿奥の幣殿の更に奥の本殿に上る階段の上の廊下の両脇に神殿狛犬(80mm相当のレンズで撮影)
車に引き返し脇に回って望遠レンズ(300mm相当)で何とか引き寄せて撮影、さらにトリミング。
阿像のほうは構造物の都合で撮影不能でしたが吽の前足の付け根に翼のようなモノを付けています。
幣殿 -本殿 慶長15年(1610年)建立
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