126カートリッジカメラ コダックインスタマチック814(レンジファインダー)

1964年ごろと思いますがコダックが発表したカートリッジフイルム126に対応したカメラが続々と発売されました。
110カートリッジは現在も細々と生産されていますが126は早々と生産を中止、もう入手は不可能と思っていましたが
イタリアで生産されていることがわかり、入手することが出来ました。
カメラはまず手元にあったローライA26でテスト(別項記載)、続いてKODAC814を入手することが出来ました。

今回はコダックが威信をかけて発売したインスタマチック814のテストです。
レンズはコダックレンズの最高ランク"EKTAR”38mm f/2,8 シャッターは1/60,1/125,1/250、B,でCDSと思われる
受光素子を使った自動絞りとなっています。
露光不足は4灯1セットのフラッシュキューブ(マジック・キューブ?)で補います。
重量はものすごく 785Gr、ローライの2,8倍もあります。
巻き上げはぜんまいによる自動巻上げで底部に収容されたテープのタブを40Cmほど2〜3回引くとチャージして
10コマ以上連写できます。電池は空気電池PR2330を2個とスペーサーでOKでした。



ローライA26との比較、下にクリップでつまんでいるのが巻き上げテープ、シャッターダイアルは正面レンズ脇

試 写

1回目の撮影ですが全体に前ピンで修正をしなければいけないことがわかりました。


台風が通過直後の空です。実際にすごい青空でした。

中が透けて見えるホオヅキ

やっと花穂が出始めたいね、狙ったところより少し手前にピントが来ています。