現用の35mmレンジファインダーカメラ
レンジファインダーでない物も収録します。
1
CONTESSA-35(533/24) ドイツ
1950-55
シンクロ・コンパーシャッターX接点付ですからセカンドバージョンです(1953-55)の製品です。
単独露出計も付いて可愛いカメラです、Tessar45mm f:2.8 良く写ります。
2
KODAK レチナ シリーズ
左側のレチナは初期の物で扉の開き方が違います。レンズはKodak−Anasutigmatf=6,3 5Cm
レチナ収集をされる方々に珍品といわれる物だそうですが、本体はベークライト、レンズボードはアルミニュウムの
簡易型です、シャッターが壊れて部品が欠品しています。
左から2番目は(1)(TYPE126) EKTAf:3,5 5Cm
3番目は(Ua)(Type016)Xenon f:2 50mm上部巻上げ
一番右は(Vc)(Type021) Xenon f:2 50mm 露出計つき
3
シグネット35 アメリカ
1951-58
エクター44mm f:3.5の付いた可愛いコンパクトカメラですが性能は抜群です。
難点はシャッターが自社製?あまりよくありません。
4
可愛いSmena(CMEHA)ちゃんが手に入りました。
USSR 1952年モデル1〜8まで有るようですが初代物でしょう。
レンズはT−22 f:4,5 4Cm ベークライトの超簡易型ですが機構はとてもしっかりしています。
でも部品は歯車が3個だけですから・・・シンプル・イズ・ベスト、すりガラスで覗くととてもいい感じです。早く写したいと思います。
実はUSSRのFT−2(パノラマ)のマガジンと互換性がないかと期待して入手しましたがダメでした。
只の長尺フイルム用のマガジンでした。ザンネン
おかげでこれからちゃんと”スメ君”として使われることになりました。大切にしなければ!!
5
FT-2
1954 USSR
120°パノラマカメラ(35mmフイルム24×110mm)
シャッターは1/100 1/200 1/400 で絞りは固定、インダスター50mm f:5
マガジンが特殊で、本器には付いていなかった為、裸で暗室装填してとったことがあります。
ここに掲載する為もう一度マガジンを探していたところ、親しい北九州市のクラシックカメラ店で
使えそうなのを発見しました。非売品なので借用品ですが、これをヒントに自作します。
特製のマガジンもどうも市販パトローネの金具を改造しているようです。手作業のあとが見られます。
普通のパトローネのつばの下までの厚みです。パトローネの芯も切り取ってご覧のようにやっと挿入可能。
FT-2は別名トカレフとも呼ばれるようです、銘板の YACTAHOBKA? BbIAEPXER?にトカレフと書いてあるのでしょうか?
このカメラは猟師が発明したという伝説もあるようですから、鉄砲と 拳銃等の銃器メーカー トカレフと
なにやら因縁めいた話になる様でもあります。それにしても1950年代になぜパトローネを使わなかったか?
大いに疑問です、僅かに厚みを増やすだけと思います。
なぞの多いのもソビエト時代のカメラに興味の湧くところです。
1枚撮り終わったらカウンターのダイアルが2回転して、さらに次のカウント値になったら完了です。
6
Beira
1938?
ドイツ製
レンズ トリオプラン f:3,5 5Cm
シャッター デッケル・ミュンヘン 銘 1〜1/300sec
セルフ・エレクティングタイプの沈胴カメラです。ファインダー横のボタンを押すと、まずレンズボードがポンと飛び出します。
そこで指を離すと今度はファインダーが立ち上がります。
ダイキャストを使ったボデーですがパトローネは使えません。
供給側はマガジンに芯なしで挿入しますが、テレンプなどないので暗室で詰めなければなりません。
捲き取り側はベストフイルムのような5mmのシャフトに差し込んで捲きつけます。
ここまでの操作をすべて暗室作業で行わなければなりません。
フイルムのカウントは赤いゴムロールとの摩擦で伝達されます、直径を計ると39mm送るようです。
赤いゴムローラーは後日ガスパイプか何かを挿入した物のようです。
この古いトリオプランに惹かれるものがありますが少しかびもありますので手入れをしなければなりません。
ROBOT ROYAL24V ドイツ
1954
オリジナルロボットと同じく24×24のスクエアサイズです。
Xenon f=1,9/40mm
メタルのビファインドシャッターが付いていてゼンマイの自動巻上げです。
重量900Grを超える重量級です。
レンズ交換はネジマウントです。交換レンズがあるのかは知りません。距離計はありません。
これは私の所有物ではなく、知り合いからメインテナンスを頼まれた物です。