FHOTO HALL (Paris)

Perfect Detectiv -c1910
9×10Cm Extra-Rapid Rectiiinear   いわゆるRRレンズです。

俗に言う乾版掻き落とし式のカメラで重ねておいたガラス乾版を撮影完了したらレバーで1枚掻き落とし
下に折り倒す事で連s写が出来る構造でした。

バックはタバコとシートフイルムホルダー(自作)

スプリングで乾版を前に何枚も押し付けます。
 
レンズをはずしてシャッター部を見る。スチールプレートが2枚で先幕後幕のフォーカルプレーンシャッターに似ています。
レンズの直後ですから、ビファインドシャッターですが後世のメタルフォーカルプレーンシャッタの祖先みたいです。
 
レンズの側面には社名のプリントと製造番号が鉛筆で記入されています。

f:16でExtーRapで撮影
逆算してみるとシャッター速度は1/30から1/50程度です。
とても繊細で、フランスのレンズにしてはコントラストもありそうな感じがします。